お知らせ
市電の軌道敷内における接触事故が多発しております!
最近、軌道敷内において、市電と自動車が接触する事故が多発しております。
ドライバーの皆様方におかれましては、注意喚起にご協力くださいますようお願い
申し上げます。
・市電と車の接触事故の件数
令和4年度 | 令和5年度 | 令和6年度(4~12月) |
21件 | 23件 | 25件 |
※6年度は12月までで昨年度を超える件数となっており、全て車が軌道敷を横切って右折しようとした際、右側を並走する市電と接触するケースです。
・直近の事故概要(令和7年1月分)
発生日 | 場 所 | 概 要 |
1月4日 | 甲東中学校前交差点 | 相手車が市電の進行先直前で右折進入したため接触 |
1月5日 | 工学部前交差点 | |
1月14日 |
中郡小学校交差点 |
・道路交通法に基づき、軌道敷内は、市電の通行が優先です。
市電の通行を妨げるような、軌道敷内での停車は禁止されております。
[参考]道路交通法第21条
(軌道敷内の通行)
車両(トロリーバスを除く。以下この条及び次条第一項において同じ。)は、左折し、右折し、横断し、若しくは転回するため軌道敷を横切る場合又は危険防止のためやむを得ない場合を除き、軌道敷内を通行してはならない。
2 車両は、次の各号に掲げる場合においては、前項の規定にかかわらず、軌道敷内を通行することができる。この場合において、車両は、路面電車の通行を妨げてはならない。
一.当該道路の左側部分から軌道敷を除いた部分の幅員が当該車両の通行のため十分なものでないとき。
二.当該車両が、道路の損壊、道路工事その他の障害のため当該道路の左側部分から軌道敷を除いた部分を通行することができないとき。
三.道路標識等により軌道敷内を通行することができることとされている自動車が通行するとき。
3 軌道敷内を通行する車両は、後方から路面電車が接近してきたときは、当該路面電車の正常な運行に支障を及ぼさないように、すみやかに軌道敷外に出るか、又は当該路面電車から必要な距離を保つようにしなければならない。
・接触事故を防ぐため、ドライバーの皆様方におかれましては、右折時は軌道敷手前で確実に停止し、対向する市電や車等だけでなく、右後方から接近する市電にも注意して右折して下さい。
・市電は急には止まれません。
市電は、レール、車輪ともに鉄製で摩擦が少ないため、車と比べて制動距離が長い
ため、停止するまでに時間・距離がかかります。
【参考】市電と車の速さと急ブレーキをかけて停止するまでの距離
速度 | 市電 | 車 |
40km/時 | 80m | 22m |
30km/時 | 45m | 15m |
【お問い合わせ先】
鹿児島市交通局 電車事業課
〒890-0055
鹿児島市上荒田町37番20号
電話 099-257-2116(直通)
鹿児島市交通局電車運転士(パートタイム)会計年度任用職員の募集について
鹿児島市交通局では、電車運転士(パートタイム)会計年度任用職員を募集します。
詳細は、募集要項をご確認いただき、応募される方は申込書等を提出してください。
(1)受付期間及び受付時間
【受付期間】
令和7年1月6日(月曜日)~令和7年1月24日(金曜日)
(ただし、土・日曜日、祝日を除く。)
【受付時間】
8時30分~17時00分
※郵送による申込の場合は、令和7年1月24日(金曜日)必着
(2)募集要項および申込書
◆募集要項(電車運転士・パートタイム)(PDFファイル)
◆申込書(電車運転士・パートタイム))(PDFファイル)
※必ず募集要項をお読みください。
※申込書は、『両面印刷』し、必要個所をご記入の上、ご提出ください。
※申込書は、交通局電車事業課でもお受け取りいただけます。
【問い合わせ先】
〒890-0055
鹿児島市上荒田町37番20号
鹿児島市交通局電車事業課運輸係
TEL 099-257-2116
FAX 099-257-2119
※平日8時30分~17時まで
令和6年度市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト、フォトコンテスト表彰式
市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト
市電・市バスフォトコンテスト
12月26日(木)に交通局内で両コンテストの表彰式を開催しました。
受賞者には交通局長から表彰状が授与され、副賞として交通局オリジナルグッズやラピトレカが贈呈されました。
入賞作品については、令和7年2月末まで交通局内乗車券発売所前に展示することとしており、また、1月中旬から市電・市バスの車内に、入賞作品及び今回応募いただいた作品を展示する予定ですので、ぜひご覧ください。
令和6年度市電・市バスフォトコンテスト、乗車マナーポスターコンテスト入賞作品の紹介
市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト表彰式
表彰式の様子
市電・市バスフォトコンテスト表彰式
表彰式の様子
お問い合わせ先
鹿児島市交通局 経営課営業係
〒890-0055 鹿児島市上荒田町37番20号
電話 (099)257-2102
FAX (099)258-6741
令和6年度 市電・市バスフォトコンテスト・乗車マナーポスターコンテスト入賞作品の紹介
・令和6年度市電・市バスフォトコンテスト
・令和6年度市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト
令和6年度市電・市バスフォトコンテスト
8月から11月にかけて市電・市バスの季節感あふれる写真を募集したところ、26点の作品が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
ここでは、審査により決定した入賞作品7点をご紹介します。
~ 最優秀賞 ~
作品名「コレがホントの“花電車”⁉」 撮影者:池田 岳 様
【審査会の講評】
走行中の市電を背景に満開のさくらを手前に大きく入れているので、暖かな一日がストレートに伝わってくる。市電と花の色彩も柔らかく、まさに春爛漫で晴やかな気持ちになる。
~ 優秀賞 ~
作品名「桜散り始める頃」 撮影者:前原 益雄 様
【審査会の講評】
後方に走る観光バスの手前に散る花びらが画面いっぱいに広がっているので、まるでバスが花のじゅうたんに包まれているようである。中央の赤がポイントとなり、バスの存在が際立つこととなった。
~ 優秀賞 ~
作品名「梅雨の宴」 撮影者:せな 様(ペンネーム)
【審査会の講評】
青紫のアジサイが咲きほこる中を市電が進んでいる。水滴のついているアジサイの花と緑の葉がみずみずしく生命力を感じさせてくれる。梅雨の合間、市電とアジサイがまさに共演しているようである。
~ 優秀賞 ~
作品名「おはら祭夜祭を終えて」 撮影者:中西 雅孝 様
【審査会の講評】
人々の視線を集めていた花電車が、その役目を終え、あと僅かな時間を惜しむかのように最後のひと輝きを放ち帰途についている。日が暮れてもの寂しい中、商業施設や観覧車の灯りが、電車を見送っているようである。
~ 入選 ~
作品名「春」 撮影者:増満 博文 様
【審査会の講評】
手を差しのべれば触れられるほどに近いつくしの存在にはっとする。
市電の走る音も間近に聞こえてくるようである。見過ごしそうな春の風物詩を発見した作者の感動がひしひしと伝わってくる。
~ 入選 ~
作品名「西郷どん歓迎」 撮影者:領家 幸内 様
【審査会の講評】
銅像前を今まさに観光バスが通過しようとしている。ポピーこそ咲き始めてはいるが、まだ肌寒さも残っている。西郷さんの見守る中、春の訪れも、もう間近かであると予感させてくれる。
~ 入選 ~
作品名「きばれ!花電車」 撮影者:且 あかね 様
【審査会の講評】
花電車の明かりが隣の車両の窓ガラスにまで反射し、ひときわ異彩を放ってはいるが、三車両とも一日の役目を終えたことで、お互いを誇らしげにねぎらっているようである。
◇入賞作品につきましては、表彰式終了後(12月26日予定)から令和7年2月末まで、局舎1階(上荒田町37-20)の待合スペースで展示します。
また、市役所の電光掲示板(本館と東別館の間にある電光掲示板)にも1月下旬より掲示を予定しております。
◇市電・市バスの車内にて入賞作品及び応募作品を以下の日程で掲示いたします。
・入賞作品 1月中旬~7月末まで
・応募作品 1月中旬~3月末まで
令和6年度市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト
市内の小学校等に通う児童を対象に、8月から9月にかけて乗車マナーポスターを募集したところ、86点の作品が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
ここでは、審査により決定した入賞作品8点をご紹介します。
下学年の部 ~ 最優秀賞 ~
「ゆずり合いで うまれる えがお」 永倉 駿 さん(中郡小2年生)
【審査会の講評】
やさしい雰囲気の絵と「おさきにどうぞ」の呼びかけの言葉がうまく組み合わさり、ゆずり合うことで、みんなが笑顔になって欲しいという思いがとてもよく伝わってくるポスターです。
下学年の部 ~ 優秀賞 ~
「せきをゆずろう」 船倉 一花 さん(附属小1年生)
【審査会の講評】
明るい色調で、電車に乗っている一人一人がとても丁寧に描かれています。「せきをゆずろう」の呼びかけのことばも大きくはっきり書いてあるのでメッセージがしっかり伝わります。
下学年の部 ~ 入選 ~
「ざせきはつめよう」 外園 悠夏 さん(武小3年生)
【審査会の講評】
青色で書かれたメッセージもとても読みやすく、電車の中の様子が細部まで丁寧に描かれています。かわいらしい雰囲気も魅力的なポスターです。
下学年の部 ~ 入選 ~
「ならんでのろう」 若月 美優 さん(武小3年生)
【審査会の講評】
電車や電車に乗り込もうとしている人、並んで待っている人がとてもよく描けています。短くまとめた「ならんでのろう」の呼びかけのことば効果的です。
上学年の部 ~ 最優秀賞 ~
「リュックは前に」 崔 愛美 さん(附属小4年生)
【審査会の講評】
「リュックは前に」の呼びかけの言葉や、それに合わせるバスの車内の様子も細部まで丁寧に描かれています。リュックを前に抱えたふたりの人物が大きく描かれている点もとてもポスターとして効果的です。
上学年の部 ~ 優秀賞 ~
「ならんでまとう」 重田 陸翔 さん(武小4年生)
【審査会の講評】
シティービューが細部までしっかり描かれ、画面全体が青色でまとめられているので、赤色で着色された「ならんでまとう」のメッセージが目立ち、しっかり伝わってきます。
上学年の部 ~ 入選 ~
「市電もびっくり!かけこみ乗車はやめよう」 古池 優乃 さん(中郡小5年生)
【審査会の講評】
かけこみ乗車をする人に、電車も運転手も、乗客までびっくりしている様子がとてもよく表現されています。ポスターの図案(絵)として効果的です。
上学年の部 ~ 入選 ~
「ドアの近くに立たないで」 近藤 美生 さん(武小5年生)
【審査会の講評】
ドアの近くに立つ人がいることで、乗客が奥まで進めないという課題に気づいた視点がとてもよいです。明るい絵柄と文字の組み合わせもよくまとまっています。
総評
ポスターは、図案(絵)と呼びかけの言葉(コピー)のアイデアと作品全体の構成(レイアウト)等の工夫によって訴えたいメッセージを伝えるものです。みなさんの作品からは、市電や市バスの乗車マナーをよくしたいというメッセージが伝わってきました。下学年のポスターは、席をゆずることを呼び掛けるなどの身近なマナーを素直な絵や呼びかけの言葉で表現したものが多かったです。上学年のポスターは、スマートフォンの利用や座席のゆずり合いなどのメッセージをより相手に伝わるように、絵や呼びかけの言葉に工夫が凝らしてあるものも見られました。これからも市電や市バスを利用するときに、マナーの向上について思いを巡らせてみてください。最後に、今回みなさんが作成してくれたポスターが、安心で快適な車内環境の更なる向上につながってくれるものと思います。
◇入賞作品につきましては、表彰式終了後(12月26日予定)から令和7年2月末まで、局舎1階(上荒田町37-20)の待合スペースで展示します。
また、市役所の電光掲示板(本館と東別館の間にある電光掲示板)にも1月下旬より掲示を予定しております。
◇市電・市バスの車内にて入賞作品及び応募作品を以下の日程で掲示いたします。
・入賞作品 1月中旬~7月末まで
・応募作品 1月中旬~3月末まで
お問い合わせ先
鹿児島市交通局 経営課営業係
〒890-0055 鹿児島市上荒田町37番20号
電話 (099)257-2102
FAX (099)258-6741