令和5年度 市電・市バスフォトコンテスト・乗車マナーポスターコンテスト入賞作品の紹介

令和5年度市電・市バスフォトコンテスト

令和5年度市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト

 

令和5年度市電・市バスフォトコンテスト

 8月から11月にかけて市電・市バスの季節感あふれる写真を募集したところ、20点の作品が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
 ここでは、審査により決定した入賞作品6点をご紹介します。

   ~ 最優秀賞 ~

作品名「顔が見えないのは…うれしいこと?」 撮影者:池田 岳 様

【審査会の講評】

 停車中の市電の手前を多くの人々が行き交っている。息づかいまで伝わってくるほどで、鹿児島市街地が活気に満ち溢れて心もわくわくになる。夕暮れ近い時間帯なので鹿児島の街並みが市電、センターポール、観覧車とともに逆光でシルエットになっていることで情緒ある風景となっている。

 

   ~ 優秀賞 ~

作品名「煌きの街」 撮影者:浜田 誉 様

【審査会の講評】

 市バス、市庁舎、イルミネーションともその存在感がストレートに感じられる。それぞれが同系色で見事に調和している。バスのヘッドライトは正面を照らしており、静寂な中にも、動きの感じられるシーンとなっている。

 

   ~ 優秀賞 ~

作品名「祭り近し」 撮影者:前原 益雄 様

【審査会の講評】

 市庁舎と新型の花電車の組み合わが新旧対比になって効果的である。手前の公園内に写り込んでいる車両の一部やタイル敷も目を引く。画面構成がすっきりしているので、華やかな花電車の存在がいっそう際立っている。
 提灯も脇役となり祭りを予感させてくれる。

 

   ~ 入選 ~

作品名「雄大な冠雪桜島」 撮影者:領家 幸内 様

【審査会の講評】

 南国鹿児島ではなかなか目にすることのない冠雪の桜島を背景に、原色をまとったバスが彩を添えている。車内の観光客も青空に恵まれ心も晴やかに次の観光地への期待も膨らんでいることであろう。山頂の雲もいいアクセントになっている。

 

   ~ 入選 ~

作品名「河津桜を愛でながら」 撮影者:亀田 晃一 様

 

【審査会の講評】

 沿線でさくらを愛でている夫婦は何を思っているのであろう。日常の散歩の途中かもしれない。いろいろ想像をかき立てられる。市電の乗客もまたしかりである。季節の移ろいの中を市電が心地よくリズムを刻んでいる様が感じられる。   

 

  ~ 入選 ~

作品名「おはらまつりの花電車」 撮影者:りゅうのすけ 様(ペンネーム)

【審査会の講評】

 昨年開業したセンテラスと同じ年に登場した新型の花電車を配置することで、新しい天文館の未来を予感させてくれる。さらに建物の窓枠やひさしの天井の文様がシャープで都会的イメージを醸し出している。

 

 

◇入賞作品につきましては、表彰式終了後(12月27日予定)から令和6年2月末まで、局舎1階(上荒田町37-20)の待合スペースで展示します。
 また、市役所の電光掲示板(本館と東別館の間にある電光掲示板)にも1月下旬より掲示を予定しております。

◇市電・市バスの車内にて入賞作品及び応募作品を以下の日程で掲示いたします。
・入賞作品 1月中旬~7月末まで

・応募作品 1月中旬~3月末まで

令和5年度市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト

 市内の小学校等に通う児童を対象に、8月から9月にかけて乗車マナーポスターを募集したところ、70点の作品が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
 ここでは、審査により決定した入賞作品8点をご紹介します。

下学年の部  ~ 最優秀賞 ~

「だいじょうぶ? あなたの行動 よい行動?」  山口 瑞稀 さん(附属小3年生)

【審査会の講評】

 様々な乗車マナーに関する絵を、カラフルに表現してある点がとてもユニークです。図案と「だいじょうぶ?あなたの行動よい行動?」とが組み合わされることでよりメッセージが伝わってきます。

 

下学年の部  ~ 優秀賞 ~ 

「思いやりをのせて はっ車オーライ!!」  湯川 心 さん(中郡小2年生)

【審査会の講評】

 全体から伝わるやさしい雰囲気が魅力的です。乗車する誰もに思いやりの心を持って接してほしいというメッセージがしっかり伝わってきます。

 

下学年の部  ~ 入選 ~ 

「しずかにしよう!」  和田見 紗彩 さん(原良小3年生)

【審査会の講評】

 混み合う車内が奥行きのある表現で描かれています。中央の音をたてている人物と、「しずかにしよう!」の呼びかけの言葉でメッセージが伝わります。

 

下学年の部  ~ 入選 ~  

「ならんでまとう!じゅんばんだよ」  進藤 龍ノ介 さん(中郡小1年生)

【審査会の講評】

 市電と市バスを図案に使い、「ならんでまとう」のマナーを呼びかけています。並んで待つ人物や乗り物がかわいらしく、とても魅力的に描かれています。

 

上学年の部  ~ 最優秀賞 ~ 

「ヘルプマークを知ろう」  濵田 蒼佑 さん(中郡小6年生)

【審査会の講評】

 まだ十分理解が進んでいないヘルプマークを取り上げた着眼点がよく、ヘルプマークへの「理解と思いやり」を伝える図案の画面構成にも工夫がみられます。

 

上学年の部  ~ 優秀賞 ~ 

「守ろう けいたいマナー」  熊埜御堂 健太 さん(中郡小4年生)

【審査会の講評】

 ポスターを見た人がすぐに携帯電話のマナーを呼びかけていると分かる、ほのぼのとした図案とシンプルな呼びかけの言葉が魅力的です。

 

上学年の部  ~ 入選 ~  

「リュックは前に!」  帖佐 遥香 さん(武小5年生)

【審査会の講評】

 混み合ったバスの車内で、リュックを背負った乗客に挟まれた困っている人物の心の声「リュックは前に!」が呼びかけの言葉として表現されています。

 

上学年の部  ~ 入選 ~

「かけこみ乗車はダメ」  佐藤 穂実 さん(武小4年生)

【審査会の講評】

 市電の安全な運行に直接影響のある「駆け込み乗車」をしないように呼び掛けているポスターです。電車や街並み、人物が優しい雰囲気で描いてあります。

 

総評

ポスターは、図案(絵)と呼びかけの言葉(コピー)のアイデアと作品全体の構成(レイアウト)等の工夫によって訴えたいメッセージを伝えるものです。本コンクールに出品してくれたみなさんの作品から、市電や市バスの乗車マナーをよくしたいというメッセージが伝わってきました。下学年のポスターは、静かにしようなどの身近なマナーを素直な絵や呼びかけの言葉で表現したものが多かったです。上学年のポスターは、よりメッセージが相手に伝わるように、絵や呼びかけの言葉に工夫が凝らしてあるものも見られました。これからも市電や市バスを利用するときに、マナーの向上について思いを巡らせてみてください。最後に、今回みなさんが作成してくれたポスターが、安心で快適な車内環境の更なる向上につながってくれるものと思います。

 

 ◇入賞作品につきましては、表彰式終了後(12月27日予定)から令和5年2月末まで、局舎1階(上荒田町37-20)の待合スペースで展示します。
 また、市役所の電光掲示板(本館と東別館の間にある電光掲示板)にも1月下旬より掲示を予定しております。

◇市電・市バスの車内にて入賞作品及び応募作品を以下の日程で掲示いたします。
・入賞作品 1月中旬~7月末まで

・応募作品 1月中旬~3月末まで

 

お問い合わせ先

鹿児島市交通局 経営課営業係 
〒890-0055 鹿児島市上荒田町37番20号
電話 (099)257-2102
FAX (099)258-6741 

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