令和6年度 市電・市バスフォトコンテスト・乗車マナーポスターコンテスト入賞作品の紹介

令和6年度市電・市バスフォトコンテスト

令和6年度市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト

 

令和6年度市電・市バスフォトコンテスト

 8月から11月にかけて市電・市バスの季節感あふれる写真を募集したところ、26点の作品が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
 ここでは、審査により決定した入賞作品7点をご紹介します。

   ~ 最優秀賞 ~

作品名「コレがホントの“花電車”⁉」 撮影者:池田 岳 様

【審査会の講評】

 走行中の市電を背景に満開のさくらを手前に大きく入れているので、暖かな一日がストレートに伝わってくる。市電と花の色彩も柔らかく、まさに春爛漫で晴やかな気持ちになる。

 

   ~ 優秀賞 ~

作品名「桜散り始める頃」 撮影者:前原 益雄 様

【審査会の講評】

 後方に走る観光バスの手前に散る花びらが画面いっぱいに広がっているので、まるでバスが花のじゅうたんに包まれているようである。中央の赤がポイントとなり、バスの存在が際立つこととなった。

 

   ~ 優秀賞 ~

作品名「梅雨の宴」 撮影者:せな 様(ペンネーム)

【審査会の講評】

 青紫のアジサイが咲きほこる中を市電が進んでいる。水滴のついているアジサイの花と緑の葉がみずみずしく生命力を感じさせてくれる。梅雨の合間、市電とアジサイがまさに共演しているようである。

 

~ 優秀賞 ~

作品名「おはら祭夜祭を終えて」 撮影者:中西 雅孝 様

【審査会の講評】

 人々の視線を集めていた花電車が、その役目を終え、あと僅かな時間を惜しむかのように最後のひと輝きを放ち帰途についている。日が暮れてもの寂しい中、商業施設や観覧車の灯りが、電車を見送っているようである。

 

   ~ 入選 ~

作品名「春」 撮影者:増満 博文 様

【審査会の講評】

 手を差しのべれば触れられるほどに近いつくしの存在にはっとする。
市電の走る音も間近に聞こえてくるようである。見過ごしそうな春の風物詩を発見した作者の感動がひしひしと伝わってくる。

 

   ~ 入選 ~

作品名「西郷どん歓迎」 撮影者:領家 幸内 様

 

【審査会の講評】

 銅像前を今まさに観光バスが通過しようとしている。ポピーこそ咲き始めてはいるが、まだ肌寒さも残っている。西郷さんの見守る中、春の訪れも、もう間近かであると予感させてくれる。   

 

  ~ 入選 ~

作品名「きばれ!花電車」 撮影者:且 あかね 様

【審査会の講評】

 花電車の明かりが隣の車両の窓ガラスにまで反射し、ひときわ異彩を放ってはいるが、三車両とも一日の役目を終えたことで、お互いを誇らしげにねぎらっているようである。

 

 

◇入賞作品につきましては、表彰式終了後(12月26日予定)から令和7年2月末まで、局舎1階(上荒田町37-20)の待合スペースで展示します。
 また、市役所の電光掲示板(本館と東別館の間にある電光掲示板)にも1月下旬より掲示を予定しております。

◇市電・市バスの車内にて入賞作品及び応募作品を以下の日程で掲示いたします。
・入賞作品 1月中旬~7月末まで

・応募作品 1月中旬~3月末まで

令和6年度市電・市バス乗車マナーポスターコンテスト

 市内の小学校等に通う児童を対象に、8月から9月にかけて乗車マナーポスターを募集したところ、86点の作品が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
 ここでは、審査により決定した入賞作品8点をご紹介します。

下学年の部  ~ 最優秀賞 ~

「ゆずり合いで うまれる えがお」  永倉 駿 さん(中郡小2年生)

【審査会の講評】

 やさしい雰囲気の絵と「おさきにどうぞ」の呼びかけの言葉がうまく組み合わさり、ゆずり合うことで、みんなが笑顔になって欲しいという思いがとてもよく伝わってくるポスターです。

 

下学年の部  ~ 優秀賞 ~ 

「せきをゆずろう」  船倉 一花 さん(附属小1年生)

【審査会の講評】

 明るい色調で、電車に乗っている一人一人がとても丁寧に描かれています。「せきをゆずろう」の呼びかけのことばも大きくはっきり書いてあるのでメッセージがしっかり伝わります。

 

下学年の部  ~ 入選 ~ 

「ざせきはつめよう」  外園 悠夏 さん(武小3年生)

【審査会の講評】

 青色で書かれたメッセージもとても読みやすく、電車の中の様子が細部まで丁寧に描かれています。かわいらしい雰囲気も魅力的なポスターです。

 

下学年の部  ~ 入選 ~  

「ならんでのろう」  若月 美優 さん(武小3年生)

【審査会の講評】

 電車や電車に乗り込もうとしている人、並んで待っている人がとてもよく描けています。短くまとめた「ならんでのろう」の呼びかけのことば効果的です。

 

上学年の部  ~ 最優秀賞 ~ 

「リュックは前に」  崔 愛美 さん(附属小4年生)

【審査会の講評】

 「リュックは前に」の呼びかけの言葉や、それに合わせるバスの車内の様子も細部まで丁寧に描かれています。リュックを前に抱えたふたりの人物が大きく描かれている点もとてもポスターとして効果的です。

 

上学年の部  ~ 優秀賞 ~ 

「ならんでまとう」  重田 陸翔 さん(武小4年生)

【審査会の講評】

 シティービューが細部までしっかり描かれ、画面全体が青色でまとめられているので、赤色で着色された「ならんでまとう」のメッセージが目立ち、しっかり伝わってきます。

 

上学年の部  ~ 入選 ~  

「市電もびっくり!かけこみ乗車はやめよう」  古池 優乃 さん(武小5年生)

【審査会の講評】

 かけこみ乗車をする人に、電車も運転手も、乗客までびっくりしている様子がとてもよく表現されています。ポスターの図案(絵)として効果的です。

 

上学年の部  ~ 入選 ~

「ドアの近くに立たないで」  近藤 実生 さん(武小5年生)

【審査会の講評】

 ドアの近くに立つ人がいることで、乗客が奥まで進めないという課題に気づいた視点がとてもよいです。明るい絵柄と文字の組み合わせもよくまとまっています。

 

総評

ポスターは、図案(絵)と呼びかけの言葉(コピー)のアイデアと作品全体の構成(レイアウト)等の工夫によって訴えたいメッセージを伝えるものです。みなさんの作品からは、市電や市バスの乗車マナーをよくしたいというメッセージが伝わってきました。下学年のポスターは、席をゆずることを呼び掛けるなどの身近なマナーを素直な絵や呼びかけの言葉で表現したものが多かったです。上学年のポスターは、スマートフォンの利用や座席のゆずり合いなどのメッセージをより相手に伝わるように、絵や呼びかけの言葉に工夫が凝らしてあるものも見られました。これからも市電や市バスを利用するときに、マナーの向上について思いを巡らせてみてください。最後に、今回みなさんが作成してくれたポスターが、安心で快適な車内環境の更なる向上につながってくれるものと思います。

 

 ◇入賞作品につきましては、表彰式終了後(12月26日予定)から令和7年2月末まで、局舎1階(上荒田町37-20)の待合スペースで展示します。
 また、市役所の電光掲示板(本館と東別館の間にある電光掲示板)にも1月下旬より掲示を予定しております。

◇市電・市バスの車内にて入賞作品及び応募作品を以下の日程で掲示いたします。
・入賞作品 1月中旬~7月末まで

・応募作品 1月中旬~3月末まで

 

お問い合わせ先

鹿児島市交通局 経営課営業係 
〒890-0055 鹿児島市上荒田町37番20号
電話 (099)257-2102
FAX (099)258-6741 

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